




中の美しさを引き立てる清々しいガラス 津村里佳さん
2005年3月東京国際ガラス学院基礎科卒業後、千葉県にて制作活動を開始。
幼い頃から目の前に野原が広がる環境で育ち、
今でも、ご自身の日常の中で、安らぎを与えてくれる緑は欠かせないとおっしゃいます。
“人の印象に残るのは、モノそれ自体だけではなく、空間。”
作るものも、そんな考えから閃くこともあるとおっしゃいます。
独立に至るまでに、料理やインテリアなどの暮らしにまつわる仕事を経験された
津村さんならではの発想だと感じます。
津村さんの作品の中でも特徴的な花器やドーム。
花器は、一輪の茎や葉っぱ、蕾や節までをも印象的に魅せ、
ドームは、高さのあるパンやケーキなどにも使え、食卓を一層豊かにあしらいます。
それらが生み出された背景にも、
“日常や、特別な時間を過ごす空間を心地よくするためには何があったら良いか”
と日常的に考える中で自然に生み出されてきたものなのでしょう。
ひとつひとつ丁寧に作られた吹きガラスによる作品は
シンプルながらも愛らしい一面もあり、
ガラスはすっきりと透きとおり、中の美しさを一段と引き立てます。