鉄分や小石などの雑味のある土を用いて作られた花入。
自然の土ならではの風合いと、炎の後の縮れなどが見られる
力強さを感じる花入です。
---- 川口武亮 個展 より ----
有田の土と、樫や藁、林檎などの天然木の灰から作られた釉薬を使い
薪を用いた灯油窯などによって焼成された川口さんの作品は
土と炎の自然現象から生じる景色が映っています。
自然のもの同士の反応により焼き付けられるその偶発的な景色は、
日々の生活の中で季節の移ろいを感じた時に私たちの心が動くように、
見る人をハッとさせ、心に留まるものとなるでしょう。
現代的な空間の中で見る川口さんの器に
気持ちが解れるような心地よさを感じるのは
私たちが自ずと自然への憧れや安心感を抱いているからでしょうか。
のせる料理も大らかに受け止めてくれる懐の深い器です。
【 作り手 】川口武亮
【サイズ】口径2.5cm W9cm H17cm
【 素材 】陶器
【 備考 】食洗機 × オーブン・電子レンジ ×
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ひとつひとつ作家による手作業で作られた作品です。
そのため、色合い、形、大きさ、重さ、絵柄の入り方などが若干異なります。
手仕事ならではの風合いとして楽しんで頂ける方におすすめしております。