HOME > 沖澤康平(8823 / glass work)
ゆらゆらとした輝きが美しいガラスのうつわ 沖澤康平さん
1972年広島県生まれ。愛知県瀬戸市の硝子・陶器の会社に勤務後、
2003年岐阜県飛騨高山に工房を構え、独立されました。
沖澤康平さんのガラスの作品は、少し厚みがあり、
その角ばったフォルムには無骨さが見られるかと思えば、
ガラスに光が透過して、ゆらゆらと美しく輝く様や
瑞々しいガラスの表情には繊細さを感じ取れるような、
見れば見るほど、とても味わい深さを感じるうつわです。
工業製品にはない、ナチュラルな揺らぎや歪み、
そして、ぽってりとした厚みやくびれは
眺めていてうっとりするほど。
なぜガラス作家になられたのですかと尋ねたところ、
続けられているのがガラスなんですよ、とナチュラルな笑顔でお話しくださった沖澤さん。
続けられているという背景には、日々の研究の積み重ねや才能によるものですが、
奥深さを感じるうつわながらも、自然と日々の中で使えるうつわであるのは、
沖澤さんご自身のそんな飾らないナチュラルさから生まれてくるものなのでしょう。
屋号である8823は、ハヤブサと読みます。
ガラスを始める前には動植物を学ばれ、ハヤブサが好きだったというところから名づけられました。
ぜひ、手に取ってご覧ください。